2013年3月29日金曜日

2013年3月28日木曜日

Freljordという土地とその歴史

Freljord - League of Legends Wiki - Champions, Items, Strategies, and many more!より。
最近スポットライトが当たっている「Freljord」という地域について、英語Wikiからその設定を訳出しました。Freljord出身のチャンピオンとしては、Ashe、Nunu、Sejuani、Volibearがおり、出身ではないが関係の深いチャンピオンとしてはAnivia、Tryndamere、Gragasがいますね。ここにTrundleが加わることが先日のティーザーで予告されました。LissandraはTrundleに続くのでしょうか?



Freljord

Freljordとは、Valoran北部を占めるツンドラ地帯に位置する都市国家である。


背景

Freljordは厳しい土地だ。険しい山々は雪と氷に覆われ、多くの命を奪う雪嵐が発生する。この地を旅することは危険で、特に冬季はとても厳しい。ここを居として定めた精霊たちはしばしば、領有権を主張することがある。Gelid Vortex──Runeterraの北半球を覆い尽くす嵐──はFreljordで発生する一番大きな雪嵐である。

地域

Freljordは6つの地域に分けられる。Ice Dervish部族の村であったRakelstakeは、現在はFreljordの首都である。Freljord北方に発生している大規模な雪嵐であるGelid Vortexは、山々の中心に位置している。Ironspike山脈は、Freljordを取り囲む山々である。この山々の中には、Aniviaの本拠地もある。Gelid Vortexから外れたIronspike山脈の中に、Avarosa氷河がある。Icebornたちが抑圧者を打倒した史跡であるHowling Abyssは、現在Institute of WarによってField of Justiceのひとつとして使われている。

文化

Freljord人たちの系譜は「三姉妹戦争」後にそれぞれの部族に分かれている。地域全体が3つの遊牧民族に分割されて統治されており、その部族とはFrost Archerの部族、Ice Dervishの部族、Winter's Clawの部族である。長年の間、この部族たちはお互いに時々小競り合いをしていたが、戦争状態が続いている理由は長らく忘れ去られていた。3つの部族はそれぞれが3人の姫によって治められている。Ashe, the Frost Archer、Lissandra, the Ice Dervish、Sejuani, the Winter's Wrathの3人である。
時は進み、新しい女王と王が戴冠したことにより、Freljord人はバラバラになった部族間の繋がりを新しく結びなおすこととなった。それまでイェティやUrsineといった知能ある生物たちは一段低く見られており、隠遁するような生活を送っていたが、都市国家政府においては彼らに発言権が与えられた。さらに、Valoran北方の蛮族から王を迎えたことにより、Freljordは彼らと同盟を結んだ。北方の蛮族たちはFreljordに移住を始め、Freljord人の社会に彼らの伝統が融合し始めることとなった。

人口

FreljordのRakelstakeとして知られる都市はIce Dervish部族によって居住が始まった地である。この都市は現在、Freljord連合都市国家の首都である。

Noxusとの関係

Leagueに参加したことによる被保護権はFreljordにも与えられた。そして蛮族にも──Noxusは北方の蛮族平定行動を“中止”し、撤兵することを発表した。Katarina, the Sinister Bladeは司令官にこう訴えた。曰く、NoxusはLeagueの規則を遵守しているが、自分の配下達は蛮族達にされた攻撃を忘れはしないだろう、と。

Demaciaとの関係

Noxusと北方の蛮族の間にあったような悲惨な対立関係がなかったにもかかわらず、DemaciaとFreljordの間には歴史的な対立が起ころうとしている。AsheとTryndamereの両者は、Noxusが蛮族平定行動を行っていた間、Demaciaが中立を保っていたことを大きく非難し続けている。実際、Demaciaは自国の防衛以外については沈黙を保っており、この蛮族平定行動で生じた難民たちを追い返したことにより、Freljordの犠牲者を増やす結果となってしまっていた。さらに言えば、Demacia北方の農地はしばしば北方の蛮族の襲撃の標的となっていた。ふたつの都市国家間に生まれた不信の溝を埋めるには、お互いの政治的な努力が多大に必要となるだろう。

歴史


ツンドラの戦い

勝利の白き衣を纏うAshe
Ashe, the Frost Archer率いる精鋭の弓兵隊は、部族間の戦争中に1週間近く孤立した末、冬の悪夢の最中にいることに気づいた。その時、Asheは皮膚の爛れた友軍と敵軍の死体の真っ只中にいた。神聖な導きのみが氷片舞う旋風から彼女を救った結果、彼女の髪はツンドラの白銀へと変わっていた。この日から、Asheが伝統的なFreljordの勝利の真白き衣を纏うことはなかった。

イェティ乗り

Nunuは幼い頃、父の背中に負われて山深くからの探検から帰還するところだった。その時、突然雪嵐が彼らを襲い、2人は洞窟へと避難した。その嵐はここ最近で最悪のもので、何日か続いた。Nunuの父は食料を探して洞窟を出、二度と戻らなかった。雪嵐が止んだ時、小さな子供だったNunuは山の麓で死にかけていた。幸運にもその一帯は、Nunuの父親が安全な通行を確保した、力強い獣であるイェティの領域だった。Willumpという名の若いイェティがNunuを見つけ、彼を自分の家へと連れ帰った。その後、Runeterra人にとって謎の文化を持つイェティたちに、Nunuは育てられることとなった。一見獰猛に見えるこの生物たちが、実際は精霊たちと深い結びつきをもって周囲の環境と調和して暮らしていることに、この少年はすぐに気づいた。彼らはとても縄張り意識が強く、縄張りを守るためであれば敵を恐れない。イェティたちはValoranの他の地域を見、風のにおいが変わるのを感じ取っていた。League of Legendsができた時、イェティたちは自分たちにもチャンピオンが必要だということを把握した。兄弟Willumpの背に乗り、Nunuは彼らのチャンピオンとなったのだった。

氷鳳凰

遥か遠く別世界から召喚された生物であるAniviaは、Freljordの雪原に隣接したIronspike山脈に居を定めた。彼女はねぐらの近くの山を、自分の領地として宣言した。一見近づきがたいように見えるが、彼女は若きチャンピオンであるNunuとそのイェティの友Willumpと、固い友情を結んだ。この山々を越えて、Ashe姫もまた友好の契りを結ぶためにAniviaの元へやって来た。

Ice Dervish族との同盟

RakelstakeにおけるLissandra姫の戴冠
この地域を統べる3つの部族のひとつを統べる姫─Ice Dervish、Mauvole姫─がRakelstakeの彼女自身の街区で死んでいるのが発見された。部族の長老たちは死因は自然死であると決定し、このために新しい姫としてLissandraが王座につき、Ice Dervishの称号を引き継ぐこととなった。即位後Lissandra姫は、Freljordの他の姫、Ashe, the Frost Archerへの忠誠を誓うことから始め、周囲を仰天させた。彼女の即位演説は、Freljordがひとつの旗の下に統一される時が来たのは喜ばしいことだ、という内容だった。Lissandraの言葉に彼女の同胞たちは動揺した。演説は部族にとっては暖かく受け取られ、長老たちは姫の願いであるFreljord統一を叶えるために団結することにした。しかし、3人目のFreljordの姫─Sejuani, the Winter's Wrath─は頑なに他の二人と敵対する姿勢を取り続けた。Sejuaniは自分の部族の長老たちと共に、同盟に背を向けた。この出来事は同盟の他の部族の者にとっては懸念事項として残り、彼女は戦争の準備をしているのだと信じる者もいた。

北方の蛮族との同盟

AsheとTryndamere、同盟を宣言する
数週間後、突然何百もの蛮族─その中にはTryndamere, the Barbarian Kingもいた─が遅ればせながらもIce DervishたるMauvole姫への表敬訪問のために現れたことに、少なくないFreljordの民が衝撃を受けた。Asheは蛮族達の行進に加わり、TryndamereとLissandraと共にプライベートな夕食を摂った。この蛮族達の到着を予想していた者もいた。Sejuani姫が攻撃的な行動を取るのを防ぐため、AsheがTryndamereを招待したためである。後になって、このTryndamereの訪問は利益を完全に無視した冒険ではなかったことが明らかになったが、互いに利益を得るための交渉機会を得るためではあった。会合と議論を数週間重ねた末に、AsheはTryndamereの蛮族の軍勢が同盟に加わることを承諾した。彼女の決定は、Frost Archer部族とIce Dervish部族の者たちの手によって、大きく知れ渡ることとなった。

都市国家への昇格

Freljordの転換点たる出来事が精査された後、High Councilor(高等評議員)のVessaria KolminyeはIntitute of WarのLuminary Cloister(光輝院)からの声明を発表した。その内容は、Freljordに都市国家としての権利と防衛力があることを認め、独立国家としての主権を認めるというものだった。この新しい格付けにより、FreljordはLeagueでの議席を1つ割り当てられることとなった。Institute of Warに駐在する権利を持った大使が、Freljordを代表して議会で1票を投じることとなったのだ。FreljordはLeagueで国際政治の調停を求めることもできるようになった。
Freljordは過去にもLeagueの一員としてくれるよう請願していたのだが、その時は国民人口の不足と、政府組織や治安維持組織がないことから拒絶されていた。ここになってFreljordの連合二部族の指導者としてAsheが任命されたことと、Tryndamere率いる蛮族が加わって国力と人口が増えたことにより、Council of Equity(審議院)の意見を覆すだけの十分な条件が揃ったのだった。

新女王と新王の戴冠

Ashe女王、Tryndamereを王に選び王冠を授ける
Kolminyeの発表後すぐに、統一部族連合はAsheをFreljordの女王として選んだ。Asheは三姉妹戦争後に部族が分かれて以後、初めてFreljord全体の王座についた姫となった。Freljordの伝統に則り、自らを補佐する王を女王自身が選ぶことになった。AsheはTryndamereを王に選び、蛮族との結束をより固めることとなった。Ashe曰く、これは民が必要としたからであり、ロマンスがあったわけではない、とのこと。連合は提携を結んだ勢力に対し、政治への関与をより認めると約束していた。Asheはまた、League駐在大使としてNunu, the Yeti Riderを任命し、イェティたちもこの新しい国家の一員であると宣言したのだった。
後にAshe女王は、Sejuani姫に対して王家の顧問委員会の席を用意していると申し出た。Sejuaniはこれに対して部族の民の前に姿を現し、Asheを女王として認めることは絶対になく、Asheを女王として戴く者たちはFreljordの裏切り者だ、と言い放った。しかし彼女の意見は民に浸透することはなく、何百人ものWinter's Claw族がAsheの戴冠式に参加するためRakelstakeへと出発していた。戴冠式ではNunuが誇らしげに大使の任を受け、祝宴の席では今までにない規模のイェティ代表団が大いに耳目を集めた。蛮族達は群れを成して新しく故郷となる土地へ入植し、戴冠した自分たちの王を一目見ようとやって来ていた。Tryndamereは蛮族達を演説でもって迎え、蛮族達がValoranでの発言権を得るために今真にひとりひとりができることは、誇りある高潔な戦士でいることである、と鼓舞した。

Avarosaの流氷、購入さる

Gragas, the Rabble RouserはRuneterraで最も澄んだ水を求め、Freljord最北の氷河であるAvarosa氷河にまで旅をしてきた。このチャンピオンは、ただの雪原に対して権利を主張するためにFreljordまでやって来たのだ。Tryndamere王とAshe女王との会見にて、彼はこの場所がいかに自分の酒造技術に適うかを語り、どうか自分を信じてこの場所の管理を任せてほしい、と切実に訴えた。一方でこの申し出は、危険な地域を国の発展に活用するチャンスと捉えられ、統治者たちは喜んでこれを承諾した。
GragasはAvarosa氷河をFreljordからなんと9000年間もの間借り受けるという契約にサインし、酒造りにとってとても大切な水をずっと将来まで確保することとなった。彼と統治者の間で成された契約はその後、Freljordの伝統にも合うものであるという結論になった。酒が供給されるからである。水源の上に、Gragasは彼の最も有名な伝説的名酒である
Graggy Iceを造るための大規模な酒蔵を建設した。

Ursineとの同盟

先代のUrsine族長の死後、その兄弟であるVolibearは部族の長の地位を引き継いでいた。部族は彼が族長となることを認めてはいたが、Ursineの伝統に従い、族長となるものは聖なる山の頂きに登り、激しい嵐と対話しなければ、完全に認められはしない。Volibearが山頂に辿り着くと、彼の民が血に染まった雪上でことごとく死に、Freljordが戦乱によって荒廃していく悪夢をGelid Vortexが彼に見せた。
人間と団結せねばこの悪夢は正夢になり、Ursineは確実に滅びるだろうとVolibearは思った。彼は南にあるRakelstake、Freljordの首都へと旅立った。Ursineが南の山々を越えて旅することはここ何世紀もなかったことであり、彼の外見は不審なものであったが、Ashe女王はVolibearを聡明で心強い味方と認識した。このことにより、Volibearは戦乱を防ぐ最初の一歩を踏み出し、同盟に加わったのである。

FPSプレイヤはLoLのカメラ操作をWASDにしてみては?


表題と画像でだいたい言いたいことは終わってるんですが、まあいちおう解説的なものを。

 普段、LoLのプレイにおいてカメラをキャラ固定にしていない人(慣れてくるとだいたい固定していないと思いますが)は、カメラ操作もマウスでやってる人がほとんどのようです。配信等でもよく見る光景ですが、頻繁にマウスカーソルを画面端に飛ばしてカメラを移動させつつ、右クリックでキャラも移動する。これは右手が大変です。
 対して左手はといえばほぼ添えるだけみたいな話になってませんか。なってますよね。そんな常にスキル連打するようなチャンプもいませんし。QWERに指だけおいてる時間が大半かと思います。

 そこでこのキーバインドですよ。ゲーム中のESCで出るメニューからすべての設定が可能です。上記画像の黄色がそれぞれQWERのスマートキャスト。WASDがカメラ移動。別の設定項目でカメラの移動速度も調整可能なので少しだけ遅くしておくと扱いやすくなります。スキルもR(Ult)が一列下がるので他のスキルとの差別化ができます。まあチャンプによっては差別化しなくてもいいものもありますが、押し違いはある程度緩和されるのではないかと思います。
 で、サモナースペルはというと、Shift+Aにサモナースペル1(スマートキャスト)、Shift+Dにサモナースペル2(スマートキャスト)をそれぞれあてています。これで画面表示での見た目(右と左!)にキー配置が合致した割り当てになっており、誤爆も減ります。Ignite等、ターゲットを取るスペルには少し慣れが要りますが、直感的な配置なのでまあものの数ゲームでなれます。

 このキーバインドによって、右手の忙しさを暇な左手に移譲でき、右と左でカメラとターゲティングの同時操作も可能になります。一度これになれるともう戻れません。私はこれで紫チーム側のレーン戦の苦手意識が相当克服されました。練習してみる価値はあると思います。変態的キー配置と食わず嫌いせず是非一度お試しあれ。

2013年3月27日水曜日

世界で一番かわいいKennen!

League of Legends Cosplay Group by *Missyeru on deviantARTより。
ファンアートというかコスプレ写真なんですが……


赤ちゃんがKennenのコスプレを! かわいい!! っていうかそれTeemoのキノコで実際危ない!? 取り囲んでいる大人たちももちろんLoLチャンピオンたちのコスプレです。
大きくなったら「ハイヤアアアアアア!!!」「イェスイェスイェス!」って言うように……なったらちょっと怖いですねw

情報元:League of legends - Rivenop, feedercomics: Behold: cutest Kennen in the...

2013年3月26日火曜日

ティーザー:Freljordを旅する3

QuinnによるFreljord調査報告第3弾です。意外なチャンピオンが絡んできてびっくり。
その1その2→その3(この記事)



東Freljord、Shatterfrost野営地 
私たちは東に旅立ち、Sejuaniの領域を遠く後にした。何日も旅を続ける内に、私たちはここで誰か人間、いや生き物にすら遭遇することができるのか、とても不安になってきた。Freljordは大地の恵みが薄く、何もない土地だ。 
Asheに固い忠誠を誓う小さな部族であるShatterfrstの民は、私たちを迎え入れてくれた。彼らは予備の食糧をできる限り分けてくれると申し出てくれたが、予備食糧の備蓄は多いとは言えなかった。多くを分け与えられないことについて、彼らは申し訳なく思っているようだった。彼らによれば、トロールたちが野営地や村を襲って食糧を強奪したり、狩人を殺したりしていくのだという。トロールという生き物は、普通は少数集団で行動し、愚かで凶暴なものだが、これらの襲撃は組織化されているようだった。新しい指導者がトロールの王となり、トロールたちを戦いに駆り出しているのだと、部族の者は断言した。 
しかし、Shatterfrostの民が口を噤んでしまうような、さらなる脅威があった。Freljordの伝説の“氷の魔女”の噂が、彼らの間で恐怖とともに囁かれていた。魔女は旅人や狩人たちを襲い、犠牲者を鋸の歯のような黒い氷に突き刺したままにするという。誰も彼女の顔を見たことはないし、見たとしても生きて帰らなかった、との話だ。


東Freljord 
私たちは東FreljordにいるAsheの味方をさらに探すため、Shatterfrostを発ったが、すぐにとても激しい雪嵐に見舞われてしまった。降り続ける雪の中で、私の視界はほとんどなかった。私よりも先にValが前方の危険を察知したが、風に乗って聞こえる戦闘の音が私の耳にも聞こえてきた。 
トロール(大きく不格好な身体をしていて、ひどく乱暴だ)がここから遠くにある小さな村を襲い、持ち去ることのできない物は全て壊してしまっていた。私は部族の者を助けられなかった──もう死んでいたのだ。私はできるだけ近づいた。あるトロールたちは他のトロールに向かって怒鳴っていた(不器用ではあるが、命令に従おうとしていたようだった)。リーダーのトロールは、氷で形作られたとおぼしき巨大な棍棒を担いでいた。雪嵐の暗闇の中ですら、その身体からは力が湧き立つように感じられた。これがトロールの王なのだろうか? 
Valが建物の残骸から1本の旗を掴んで持ってきた──この部族はAvarosanに忠誠を誓っていたが、助けに来る者はただ一人もいなかったのだ。東Freljordは安全な土地ではない。Asheがこうした遠方の部族を招集しようとしても、それは叶わないだろう。 
それでも、北方のFrostguardはAsheの最も頼れる味方だと言われている。Frostguardは古代よりこの地を監視する誓いを立てている。Frostguardの指導者の名はLissandraといい、その名はFreljordのどこであっても崇敬の念を起こさせる。トロール、Winter's Claw族、そして氷の魔女──AsheとLissandraはこれらの脅威を押しとどめていられるだろうか?
というわけでびっくり、今回はTrundleのビジュアルアップデートのティーザーでした。 またTrundleのストーリーも合わせて追加されるようです。ビジュアルアップデートの詳細についてはGame 4 Broke様の記事をぜひご覧ください。

2013年3月21日木曜日

ティーザー:Freljordを旅する2

Surrender at 20: Journey Into The Freljord II: The Winter’s Clawより。
QuinnによるFreljord調査報告の第2弾、翻訳です。Sejuaniの支配領域へと向かった彼女が見たものとは?
その1→その2(この記事)

Winter's Clawの領域 
Sejuaniの土地へと進めば進むほど、Freljordの寒さは厳しくなっていった。降り積もる雪は、私が後に残してきた足跡をあっと言う間に覆い隠してしまう。私たちはここでは歓迎されていない、そんなことはわかっていた。 
領域の境界線近くで、私たちはAvarosan村の焼け跡を通りすぎた。何百もの馬や鹿の足跡が、あらゆる方向から残されていた。Winter's Claw族に相対した部族の者たちが、Asheへの忠誠に殉じることを選んだのだろうか? Sejuaniは敵対者に破滅をもたらすということなのだろうか? 
二つめのAvarosan村の廃墟を見つけた時のことは、言葉にできない。一度ならず多くの戦いの痕跡があったが、ぼろぼろになったAvarosanの旗が山小屋から垂れていた。ここにいた人々は撤退したのだろうか?

Sejuaniの野営地 
すぐ近くにWinter's Claw族の軍勢がいることに、Valが気づいてくれた。彼の目がなければ、私は死んでいただろう。私たちは彼らの辿る道から外れ、通り過ぎるまで隠れて待った。そして、彼らを追ってSejuaniの野営地へと向かった。 
いくつかの軍勢が最初に集結したが、彼らは皆、征服行為の戦利品とおぼしき荷物を背負っていた。武器、食料、さらに私が驚いたのは新兵だ。二つ目のAvarosan村廃墟の人々は撤退したのではなかった。彼らはWinter's Claw族の軍勢に進んで加わったのだ。Asheの最も熱心な信奉者たち曰く、Winter's Claw族は飢えに満ちた災厄の運び手であるが、夕闇時になると、その野営地はたくさんの食べ物と飲み物(特に酒)に満たされ、荒々しい祝宴が開かれるという。 
私はSejuaniその人を一瞬だけ視界に捉えることができた。彼女は巨大な戦猪に跨がり、見る者を恐怖で射すくめるような眼差しをしていたが、人々は喜びの中に彼女を迎えていた。彼らの歌は、彼女の名を讃えるものだった。 
Sejuaniはただの破壊者以上の人物に見える。彼女もまた、Freljordの部族を統一する術を模索しており、彼女に賛同する者たちが加わることで部族が大きくなっているのだ。
これは恐るべきことだ。Valと私は東へ向かい、そこにいるであろう、Avarosanに忠誠を誓う人々を探すことにした。Sejuaniが新しい民を迎えるほど彼女の破壊行為は進み、Winter's Claw族に支配されたFreljordがDemaciaにとっての脅威であることは明白だ。Asheの部族は、危機に晒されているのではないだろうか?


2013年3月17日日曜日

ティーザー:Freljordを旅する1

Surrender at 20: Journey Into The Freljord 1: The Avarosanより。Zacの次の新しいチャンピオンと目されるLissandra, the Ice Dervishに関連するティーザーの公開が始まったようです。
公式フォーラムのスレッドはこちら。体裁は先日のQuinnのティーザーと同様で、Quinnによる手記となっています。このイラストはAsheですね。
Demaciaの北方に位置するFreljordはAshe、Sejuaniの故郷です。Freljordでの情報収集に赴いたQuinnが見たものとは。



戦乱の嵐がFreljordを覆おうとしている。
ここ何カ月間の間に北方での戦争の噂が広がっているが、現在のDemaciaは状況を注視するにとどめている。何世紀もの間、Freljordはいくつかの部族に分割されて統治されてきたが、彼らが団結したならば、蛮族たちの行軍は我が国の国境を脅かす可能性がある。Demaciaに迫っている危機を見定める時だ。Jarvan王子は私が情報収集することを許可してくれた。
Valと私で、今夜出発する。 
南Freljord、Avarosan野営地
Freljordについて、Freljordの外で私が聞き及ぶ話は常に、野蛮で文明化されていない土地であるということだ。寒さで死なないのであれば、そこに住む人々に殺されるという噂だ(Demaciaの兵士が言うには、だ)。 
私はAvarosan野営地で暖かく迎えられるとは思っていなかった。実際に寒いのが遠く雪に覆われた山々のせいでなければ、私はDemacia国境の街と部族の拠点を間違えるところだった。この理由は明白で、我々Demaciaの使節が何年も前にここを訪れた時に比べ、Avarosan野営地の指導者であるAsheがFreljordの人々を進歩させたからだ。これは、大陸中に散って戦争をしている蛮族たちが互いにやっていることではない。ここで生活している人々はFreljordの困難な環境に適応し、穀物を育て、文明の基礎を築きつつある。 
Asheは外交的で私たちを歓迎した。彼女は若く輝かしい指導者のオーラを纏う人物だ。Valですら彼女を好ましく感じた(なんて珍しい)。Asheは私たちがDemaciaによる援助の申し出のために来訪したと思っていたのだが、何も必要なものはないと断言した。「私たちは自らの手で戦い抜きます」と彼女は語った。 
彼女の言葉は真実なのだろうが、私は一部の民との考えの相違を感じた。Valはそういった人々が近くにいると緊張し、彼らが居心地悪くしているのを感じ取っていた。そういった者たちは、他の者たちが武器を収めているにもかかわらず、戦場に出たがっていた。彼らは収穫ではなく、戦争を求めていた。
私は何人か部族の男性と会談した。ほとんどの者は、AsheがFreljordの正しい指導者であることを確信していた。彼らは彼女が部族を統一することを信じているが、幾人かはそれを疑うような目をしていた。彼らが恐怖をもって耳打ちしてくる名前があった。Sejuani。彼女はWinter's Claw(冬の爪)族を導く指導者だ。Asheの率いる民の中に、彼女の力と凶暴さを恐れる者がいるのは明らかだ。 
Valと私は明け方にSejuaniの支配領域の偵察を開始する。私たちは彼女の姿勢がFreljordにとってどれだけの脅威なのかを見定めるつもりだ。無論、Demaciaにとっても。

2013年3月16日土曜日

ストーリーと台詞:Zac, the Secret Weapon


新チャンプ公開! 台詞は情報が入り次第更新します。


ストーリー

“骨も棘もなくとも、自分自身を守るためには立ち上がらないと”

Zac is the product of a Zaun experiment to manufacture a hexchem-engineered supersoldier – the Zaun Amorphous Combatant. Combining brute strength with limitless flexibility, he is a versatile juggernaut: a creative fighter who bounces over obstacles and pounds his foes into submission. Though he was created inside a weapons laboratory, Zac was rescued and adopted by two loving parents who raised him to be a kind and friendly child. As the years passed, he grew up to be a fierce hero, sworn to protect the ordinary, everyday people of Zaun.
Zacはhexchem技術で超兵士─Zaun Amorphous Combatant(Zaunの不定形戦闘員)─を作るZaunの実験成果である。恐るべき柔軟な身体と強力な力を結合した結果、彼はまさしく万能の重戦車と呼ぶべき存在になった。障害物を飛び越え、敵の前に躍り出て敵を屈伏させる独創的な戦士だ。彼は兵器研究所で作られた存在だが、幼生の時からずっと彼を育ててきた両親と呼ぶべき愛する家族である2人の人物の手で、研究所から助け出された。それから時間は経ち、彼は荒々しい英雄へと成長し、Zaunの日常を守ることを誓い、日夜Zaunの民を守り続けている。

Long ago, two Zaun scientists developed an organic substance that could withstand extreme conditions, spontaneously alter its biological structure, and generate tremendous amounts of kinetic force. As the scientists, husband and wife, watched the prototype grow from a spoon-sized droplet to a small blob, they noticed that their creation would respond to their presence. It sprung forward when they called and bounced when they sang. The couple began to see more than an experiment; they saw a small child, filled with affection and joy.
昔々、2人のZaunの科学者が極限状態でも成長する有機質の研究をしていた。それは自発的に自身の生物構造を変化させ、強力な筋力を獲得していった。その科学者たちは夫婦だったのだが、試作品がスプーン大から小さな固まりへと成長するのを見守っている最中に、この生物が自分たちの存在に反応することに気づいた。彼らが呼べば跳ねて寄ってくるし、彼らが歌えば弾んで踊るのだった。2人はこの生物に対して実験以上の感情を持ち始めた。彼らにとって、愛情を注ぎ慈しむ小さな子供のように感じられたのだ。

After testing the prototype one evening, the scientists placed the blob back in its cage. It slouched and shuddered in the corner, inconsolably sad. At that moment, the couple realized that their beloved creation wished for a free life outside the lab. They were struck by their conscience and could not allow the prototype to be used as a weapon. The husband and wife fled with the young blob, replacing its weapon designation – Zaun Amorphous Combatant – with a proper name: Zac. In a quiet neighborhood far from the cities of Zaun, the scientists raised Zac as their own child.
ある日の夕暮れ、試作品のテストの後に、2人はそれを檻の中に戻した。それは檻の中をうろつき、檻の角でひどく悲しい様子で激しく震えだした。2人はその時、この愛すべき創造物は研究所を出て暮らしたいのだということを理解した。2人は良心を打たれ、試作品を兵器として使わせはしないと決心を固めた。夫妻は幼い塊を連れて逃げ出し、兵器としての識別名称─Zaun Amorphous Combatant─からZacという名前をつけた。Zaun都市部から遠く離れた静かな自宅で、2人はこの子供を育てたのだった。

Zac was always different from the other children. None had his powers of strength and flexibility, so the couple taught him to tell right from wrong and to use his gifts responsibly. Thanks to the care and affection of his loving parents, Zac lived a peaceful, happy childhood.
Zacはあらゆる点で常に他の子供とは違っていた。彼のような力と柔軟性を持ち合わせた者は誰もいなかった。そのため、彼が授かった能力は間違った目的に使ってはいけない、責任を持って正しい目的で使うのだと夫妻は彼に教えた。良心の愛情と養育に感謝しつつ、Zacはパワフルかつ幸せな子供時代を過ごした。

That childhood ended when the Zaun laboratory finally found Zac. Unable to replicate the formula used to create the amorphous prototype, the laboratory’s staff never stopped searching for the scientists and their experiment. When they tracked down the family, they threatened to tear it apart. The staff abducted Zac’s parents and demanded that the couple assist in his capture and return. Seized by the fear of losing his freedom and his parents, Zac unleashed every ounce of his raw energy and mass for the very first time. He subdued his parents’ captors, sent the laboratory’s workers fleeing, and brought his loved ones home. From then on, Zac vowed to defend all ordinary lives threatened by extraordinary treachery and wickedness. Originally built to destroy, he now protects the innocent and the helpless.
幸せな子供時代は、Zaunの研究所がついにZacを発見した時に終わりを告げた。不定形試作品を造りだす再実験ができなかったため、研究所のスタッフはかつて実験を行った科学者たちをずっと探し続けていたのだ。家族に迫った追手は、彼らを離ればなれにすると家族を脅した。追手はZacの両親を拉致し、Zacを捕まえるための協力を要請した。両親と自分の自由が奪われることを恐れたZacは、全ての力を振り絞り、全く新しいひとつの塊に成長した。彼は両親を捕えていた者たちを蹴散らし、研究所の部隊を撤退に追い込み、愛する家族と暮らす生活を取り戻した。それからZacは、あってはならない欺瞞や邪悪に脅かされている普通の人々全てを守ることを誓った。元々は破壊するために造られたが、彼は今や苦しんでいる罪のない人々を守っている。

“Even if you don’t have a spine, you still have to stand up for yourself.” -- Zac
骨も棘もなくとも、自分自身を守るためには立ち上がらないと」── Zac

2013年3月14日木曜日

2013年3月10日日曜日

2013年3月7日木曜日

2013年3月1日金曜日

ストーリーと台詞:Quinn, Demacia's Wings

Surrender at 20: 2/14 PBE Update: Quinn and Valor are here!より。
PBEに早速新チャンピオンが実装されました! 相棒の鷲を肩に乗せたレンジャー、Quinnです。読みは「クィン」、「ヴァラー」ですかね。Valorは勇気という意味です。デマーシアの敵であるノクサスの暗殺者を逮捕する……潜入捜査官といった赴きですね。
ティーザーとして公式フォーラムに投稿された「Quinn's journal(Quinnの手記)」の翻訳はこちら→Quinn's journal!
台詞は情報が入り次第追記します。(3/1追記)台詞と台詞訳を追加しました。(3/4追記)Upon selectionの台詞を追加。
※この情報はPBEのものです。Liveサーバーへの実装に伴い変更される場合があります。


ストーリー

Quinn and Valor are an elite ranger team. With crossbow and claw, they undertake their nation's most dangerous missions deep within enemy territory, from swift reconnaissance to lethal strikes. The pair's unbreakable bond is deadly on the battlefield, leaving opponents blind and riddled with arrows long before they realize who they're fighting: not one, but two Demacian legends. 
QuinnとValorはレンジャーの精鋭チームだ。敵領土内深くに潜入し、速やかに情報収集を行ったのち一撃を加えるという、国家で最も危険な任務を、その弩と爪を駆使して遂行する。このチームの固い絆は、戦場においては一転して脅威となる。敵の目を潰し、何と戦っているのか理解できる前にその身体を矢で蜂の巣にしてしまう。相手は一人ではない。一人と一羽の、Demaciaの伝説だ。

As a young girl, Quinn shared a hunger for adventure with her twin brother. They dreamed of becoming knights, but lived a quiet, humble life in the rural borderlands of Demacia. Together they imagined triumphant battles in faraway lands, seizing glory for their king and slaying foes in the name of Demacian justice. When daydreams alone could no longer satisfy their warriors souls, they embarked on daring wilderness adventures in search of true danger. One such quest turned to tragedy when a terrible accident claimed her brother's life. Overcome with grief, Quinn abandoned her dreams of knighthood. 
かつて、Quinnは双子の兄といっしょに冒険に憧れる少女だった。兄妹は騎士叙勲を受けることを夢みていたが、実際にはDemaciaの国境に近い田舎で慎ましく静かに暮らしていた。遥か遠くの地で行われている輝かしい戦いを、王のために栄光勝ち取ることを、Demaciaの正義の名の下に敵を屠ることを……二人はいっしょになって夢想したものだった。夢だけでは我慢できなくなった兄妹は、真なる危険を求めておそろしい荒野への冒険へと繰り出した。そんなある探索行の最中に悲劇が訪れる……恐ろしい出来事が起こり、兄が命を落としたのだ。悲しみを乗り越え、Quinnは騎士になる夢を断念したのだった。

On the anniversary of her loss, Quinn gathered the courage to return to the scene of the tragedy. To her surprise, she found a wounded Demacian eagle at the site of her brother's death - a rare and beautiful bird long believed extinct. Quinn nursed the fledgling back to health, and as they grew up together, a deep bond formed between the two. She saw the same quality in her newfound friend that had lived within her brother, and so she gave him the name ''Valor.'' The pair found strength in each other, and together they pursued the dream she had once abandoned. 
兄を失ってから1年後、Quinnは勇気を奮い起こして悲しい事故の起こった場所を訪れた。驚いたことに、兄が死んだその場所には傷ついたDemacian eagle(デマーシア鷲)が─長い間絶滅したと思われていた、珍しくて美しい鳥が─横たわっていた。Quinnはその鳥の羽根が生えて体力が回復するまで面倒を見た。彼女と鳥はいっしょに成長していき、その間にはやがて深い絆が結ばれていった。彼女はこの新しい友の中に、兄と同じような気性を感じ「Valor」と名付けた。一人と一羽はお互いの中に力を見出し、彼女がかつて捨てた夢をいっしょに追うことにしたのだった。

The Demacian army had never seen heroes like Quinn and Valor. Their deadly skills quickly set them apart from their rank-and-file peers, but many still had their doubts. How could a common-born girl, even with such a powerful creature at her side, forego years of military training? Quinn and Valor proved themselves on one critical mission, tracking down a Noxian assassin who had evaded an entire Demacian battalion. When they brought him to justice, they finally earned the admiration and respect of their nation. The two now serve as living, fighting icons of Demacian strength and perseverance. Together, Quinn and Valor will stand against any threat to their beloved home.
Demacia軍において、QuinnとValorのような英雄は初めてだった。彼らの恐るべき技能はおおよそ一般人離れしていたが、多くの者がまだ彼らを疑惑の目で見ていた。平民生まれの少女が、いくら力ある生物を従えていたとしても、長い間訓練を重ねてきた軍隊に敵うものか? Demaciaの大隊の追跡をことごとくかわしたNoxiaの暗殺者を逮捕するという、誰も非難できない任務を遂行したことで、QuinnとValorはその力を証明した。暗殺者を正義の名の下に捕えた時、彼らは国家から称賛と敬意を勝ち取ったのだ。そうしてこの一人と一羽は、今やDemaciaの力と安全保障の生ける象徴となっている。QuinnとValorの二人組は共に、愛する故郷に迫る脅威に立ち向かおうとしているのだ。

Most soldiers only rely on their weapons. Few truly rely on each other.
「ほとんどの兵士は自分の武器に頼るわ。お互いを信じて戦えるのは、ほんの一握りの兵士だけ」
--Quinn