2013年3月14日木曜日

みんなよくやる2つの過ち!

ゲームに慣れてきた頃についしがちなこととか書きます!

「死ぬな」とか言う!

皆さん、よく言います! 「死ぬな。キル取られないでいてくれるだけでいいから。死なないでいてくれるだけでいいから」!
それ、「だけ」じゃないですから!
このゲームではやらなきゃいけないことが沢山、沢山あります! ラストヒットを取る、ハラスをする、ワードを置きに行く、塔を守る、バフを取る、イニシエートする、タワーダイブする…
それらすべてに死ぬ可能性があります!
それらすべてを一切しなければ、死にません! ですが、それでは勝てません! ラストヒットも経験値もバフも視界も塔も取れずに、負けていくだけです!
こうした小目標(オブジェクティブ)を、死ぬ危険を冒してこなしていくからこそ、勝てるのです!
そこで言うんでしょう、「いや、そういうことはして当然だから。それらを、死なないようにしてくれればいいだけだから」!
それ、「だけ」じゃないですから!
「死なずに○○をする」というのはつまり、「○○に成功する」ということです!
ダメージ計算してレーン戦ができる、ダメージ計算して集団戦ができる、死亡リスクを計算して行動できるということです! それはこのゲームのおよそすべてをうまくやれるということです!
「だけでいいから」という言い回しで、けっきょく「成功しろ。うまくやれ。勝て」と要求してます!
せこい!
それでまた「いや、引き気味に戦ってくれればいいから」とか言う!
その「引き気味」というのは「普通の間合いより引き気味」という意味で、その「普通」というのは「普通のダメージ計算」であり、けっきょくダメージ計算しろ、正しい死亡リスク予測をしろという要求になってます!
正しいダメージ計算をし続けられれば勝ててますから! 一単語にしてみたって、それは総合的な概念ですから!
逆に言うと、このゲームの制作者たちは、どんな行動にも死亡リスクが伴うようにこのゲームを作ってるわけです!
死亡リスクを冒さないプレイヤーは絶対に負けていくように!
安定した行動を続けていって勝ててしまう方法がないように!
良いゲームにするために、そういうふうに調整している、調整しようとしているのです!
だから! 「死ぬな」とか言うのは! しょうもないことなのです!


「これくらいはできてほしい」とか言う!

これも、よく聞きます、「レーティングが**なんだから、これくらいはできてほしい」!
「これくらい」など、ありません! そういうもんじゃないです! むしろ逆です!
このゲームのプレイヤーには沢山のノウハウ、沢山の知識、沢山のスキルセットがあります! ラストヒットを取る、ハラスをする、ガンクを予想する、パターンAに対応してグループアップをする、チャンピオンXとチャンピオンYの駆け引きを理解する、パターンZに対応したアイテムビルドができる…
ざっと1000個ぐらいのスキルセットは余裕であるでしょう!
ここで、このゲームは、レーティングでマッチングされているところがポイントです!
あなたも敵もチームメイトも、しょせん同レート帯でマッチングされています!
どうせ、われわれレベルでは、1000個のスキルセットのうちの40個くらいしかできません! あなたも敵もチームメイトも、1000個のうちの40個だけを持っているわけです! その40個でもって、そのレート帯にいるわけです!
1000個のうちの40個ですから、あなたのできている40個と、チームメイトのできている40個とは、ろくにかぶっていません!
あなたは自分の40個のスキルセットを「これくらいはできてほしいよね~」と思っており、相手は相手でそれとは違う40個のスキルセットを「こいつら、これくらいもできないのかよ~」と思っているわけです!
ほほえましい!
ここがレートマッチ式のゲームの独特なところで、自分ができてることを「あいつはこれができてない」と言っても、しょせん同レート帯のプレイヤーとマッチングしている以上、「自分にできていない何かをあいつはできている」ということに他なりません!
だから! 「これくらいはできてほしい」とか言うのは! しょうもないことなのです!

以上なんか低レートがなんのかんの言いましたがなんらかの何かになれば幸いです!