2013年12月19日木曜日

和訳:ジャングル入門初級編:Gankを効果的にする

ジャングル入門初級編:Gankを効果的にする


試合をすぐ思い通りに動かすための手段として、Gankは最も簡単なものだというのは、必要を満たす有意義なgankに関しては皆の同意するところだ。しかし、有意義なgankというのは一体どう行えばいいのだろうか?

ジャングラーとは、戦略的決定を行うとか、マクロ的には実際の操作技量以上のものを求められるとか、ミクロ的には良い決定を行うだけではなく最良の決定を下さなければならないとか、そういったことを順々にこなしていくポジションである。Gankできる場所が4箇所ある(3本のレーンと敵ジャングル)ということは、その中の1箇所が常に必ず他の場所よりも優先してgankすべき場所となるが、その1箇所は常に流動的に変わっていく。多くの選択肢を選ぶことができるが、正しい選択肢を選ぶために、一介のサモナーとしては一体何をすればいいのだろうか?


戦いとは、始まる前に勝つか負けるか決まっているものである


ジャングラーはマクロ志向のポジションであるため、ジャングラーが行う最も影響力のあることとは、決定の根拠とするための情報を集めることである。つまり、それぞれのチャンピオンの動きを理解する、特にレーンのマッチアップがどう展開するかを理解することである。たとえば、Topレーンのマッチアップで、味方のtopレーナーがLv6未満では対面より弱く、Lv6以降では対面より強いとする。この場合、topを放置して不利に甘んじ、後から遅れを取り戻す作業を手伝うよりも、序盤にtopを助ける方がより影響が大きいとわかるだろう。情報収集とは、ジャングラーがレーンをgankした時、どのようにすればレーナーとジャングラーがよくシナジーするか、スキルを使ってレーナーをリードするのかレーナーの動きを待つのか、といったことを理解することをも意味している。現在の「メタ」では、ジャングラーはCCに秀でておりgank時にはリードする側であるが、時として悪い位置取りをしてしまった対面をレーナーが捕まえられることもあり、そうとは限らない──どちらがいいのかを理解することは、gankの成功率に大きな違いを生む。味方と敵それぞれのサモナースペルの状態、そしてワードの位置、所持アイテム、それぞれのヘルスとマナの状態、次のミニオンウェーブはどこにいるのか、といった情報は挙げればきりがない)は、gankについてのより良い決定をするための助けになるだろう。

この分野における技術を上達させるための最良の方法は、考えられる限り多くのことを評価することだ。Gankに失敗した時、なぜそれが失敗したのかを正確に捉え(たとえばNautilusをプレイしていた時なら、接近中のミニオンにフックが当たってしまったから)、習慣になるまでgank後は必ず評価をするように努力しよう。

ジャングラーが集める情報もそうだが、gank前には2つのことを自問しよう。(1)レーナーといっしょにGankを成功させられるか?(2)どれだけ影響を及ぼせるか?


レーナーといっしょにGankを成功させられるか?


Gankが失敗する、もしくはやろうとしたのに取りやめる、といったことの最大の理由のひとつは、ジャングラーが最初の質問を無視しているからだ。もしレーンが徹底的にワードで守られているのであれば(レーニング開始時のbotレーンによくあるように)、何をするにも敵のワードの中を歩かなければならず、そうなることで成功確率ははっきりと減るし、別の場所に行った方がいいだろう。もしgank対象がZedのように思う場所へジャンプできるチャンピオンであれば、その対処法を持っていない限り、飛び込む前に相手がジャンプで逃げるかどうかにgankの成功は左右されてしまい、時間を無駄にするだけだろう。もし別の戦闘やジャングルでのファームを経てヘルスやマナが残り少なければ、安直なgankはほとんど不首尾に終わるだろう。

だが、ジャングラーはgankの用意を必要とするだけではない。事前に対象がこてんぱんにされているケースが時々あることを除いては、ジャングラーはレーナーに対してgankに参加することを要求する。さもなければgankは有効なものにはならない。つまり、gankはレーナーが反応できる時にしなければならないということだ。ジャングラーは通常、対象が押されているタイミングでgankしたがるが、対象が大勢のミニオンに囲まれている場合は、レーナーはミニオンからの大量のダメージをタンクするか、大量のゴールドと経験値を逃すかしてしまうだろう。だから、ジャングラーにとって完璧に見えるgankタイミングであっても、実際にはレーナーにとって悪いタイミングだったり、gankするタイミングとしては最悪になってしまったりする、ということだ。

しかし待ってほしい、対象のHPが7割で、味方のレーナーはFizz、そして自分はバフを2つ持っているJ4だったら? 敵が逃げ出しても、協力してバーストで対象をキルできて、逃すミニオンウェーブは2ウェーブで済む! 常に例外はあるので、敵を追う時には適宜判断しよう。なぜなら、戦いを始める時には考慮できない要素があるため、戦うのに適切な時というものが常に存在するからだ。しかし、このJ4がFizzを想定した例では、私はJ4の見解に同意する。2人は完璧なシナジーを成す──しかしFizzがJ4をノックアップまで見ていなければ、そしてgankが来るにもかかわらず束の間の安息のもとにファームするだけだったら? 他人の行動については考慮できない。チームメイトに考えうる最高のシナリオを押しつけてかかるのも、大抵いい考えとは言えない。Fizzがgankを要請しない限り、別のどこかで良いgankの機会を見つけられるだろう。


どれだけ影響を及ぼせるか?


最初の質問は、gankの実現性を評価するものだった。一方で絶対的に重要なものはいつも素早く行うべきで、熟練した良いジャングラーは、成しうるgankの影響を評価することにほとんどの時間を使う。

私の最初のgank(3分30秒頃)について評価してみよう。私(Nautilusだ)はmidのMorgana、botのVayne/Janna、topのTryndamere、ジャングルのJarvanをgankすることについて考えた。botがワードで守られているのがわかっていれば、今すぐ行くのは論外だ。Nautilusは序盤の1対1の戦いでは強くないので、特殊な状況以外ではJarvanをgankするのもいい案とは言えない。必然的に対象はTryndamereとMorganaに絞られるが、どちらもワードで守られておらず、仮にMorganaのシールドへの対処法があるとすれば、NautilusのCCは有効だから、gankの目はあるだろう。相対的なgankの実現性はmidとtopで同程度だが、Morganaをgankするよりも影響が大きいため、Tryndamereをgankする方が私にとってはベターに思える。Tryndamereはスノーボールを止めるのが難しい1対1に秀でたチャンピオンであり、試合が長引くほど彼のスプリットプッシュは対処が難しく脅威度を上げてゆくが、試合が進むとよりアイテム依存が進むため、序盤に彼を止めておくことで、今にも喉元を裂こうとして唸り声を上げる狼を、必死に踏みつけられまいとする不細工な子犬に変えることができるだろう。一方でMorganaはそれでも影響力のあるユーティリティを多く持っており、gankは確かに成功するかもしれないが将来的に無駄になると思われるので、topをgankするほどの影響はない。

これは簡単な例だが、簡単に行かない時にはどうだろうか? topがTrynでmidがFizzだったらどうだろう? 2人とも恐るべきスノーボールの可能性を秘めているが、そもそもこちらが不利な時はつまりスノーボールされているということでもある。では、誰をgankするか? ここが良いジャングラーとなるための正念場であり、レベルごとにマッチアップをやり遂げる方法と、アイテムがいつどこで役立つかを理解することが必要だ。固有の弱点がある場合、たとえばLv6未満のKassadinのような場合は、長所を獲得し十分な存在感を発揮できるまで、ずっと助けてあげよう。それと同時に、特に強い長所を持っている場合、たとえばLv6未満のKassadinを相手にしている味方がいるような場合は、その長所を生かし相手の弱点を利用しよう。

実行可能なgankのうち、どのgankが最も有効なgankになるかの評価を行うことにより、レーニングフェーズでの勝利に最大限貢献することができるだろう──これがジャングラーの基本的な目標なのだ。


このことをよく咀嚼しよう


結局、gankに秘められた可能性を最大化する方法とは雑多な情報をたくさん集めることであり、そしてgankの実現性と利益を公平に評価することだ。しかし、成功したgankとは何をもって評価するのか? キルか? サモナースペルを使わせたことか? 敵に捕まるところだった味方を守ったことか? 各レーンが勝つためにどれだけの時間とプレッシャーをかけられたか? これらに対する今の読者諸君の考えと、関連した質問をコメントに寄せてほしい。そしてジャングル入門初級編その2に乞ご期待!


著者について


 不平不満を口に出すのではなく、学び続けることでSilver 4からPlatinumに到達した、サポートメインプレイヤー。続けていけばすぐDiamondになれると思っている。人に教えることが好きなので、Platinumに到達した時のことについて記事を書くことにしていて、できる時にはSilver対Platinumの試合をプレイしている。ひどくくだけた感じの人間なので、どう思ってくれてもかまわないし、何でも聞いてほしいな。


原文
Cloth5 | Jungling 101: Making Ganks Work by BlueNoseReindeer

※この翻訳記事は、Cloth5.comさまの許諾のもとに翻訳しています。
※この翻訳記事の無断転載は原著の著作権侵害になりますので、お断りしております。

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