ストーリー
素晴らしい魔法の素質を持って生まれたSyndraは、その恐るべき力を思うが儘に振るうことをこよなく愛している。成長するとともに、彼女の魔法の力はより強力かつ恐ろしいものとなっていった。均衡を保つとか、自制するとかいう考えを彼女は全く持たなかった。Syndraは自分の力のコントロールを手放したがらなかったのだ……彼女が力を増すのを止めようとする者を、殺し尽くしてでも。彼女は子供の頃をIoniaで過ごしたが、彼女の住む村の長老たちはSyndraの飽くなき魔法の行使によって震え上がってしまっていた。長老たちは彼女を人里離れた寺院に連れて行き、一人の年老いた魔術師に彼女を育ててくれるように預けていった。Syndraにとって嬉しかったのは、この寺院は学校──すなわち彼女の才能を導き育む場所なのだと魔術師が説明したことだった。彼女はそこにいた間に多くのことを学びはしたが、若さゆえか、Syndraはもはやそこでは自分の力が高まっていくことを感じられなかった。彼女の不満は蓄積し、ついには師に対して説明を迫った。師は、Syndraの魔法を抑制し、彼女がコントロールと自制を学ぶことを望んでいたことを白状した。師の裏切りに対して、彼女は自分が魔術師となれるよう、彼女が使える可能性のある呪文を全て寄越すよう要求した。彼は後退りつつも、彼女がもし自分自身をコントロールすることができなくなったら、自分はSyndraの魔法を完全に無効化できるのだと説得を試みた。彼女は激怒し、魔力を振るって老人を壁に叩きつけた。師が死んだことにより、彼女はここ何年かで感じたことのない力の奔流が流れ込んでくるのを感じた。こうして彼女は自由を勝ち取ったのだが、自分の才能を盗み取ろうとするような社会には帰る気がしなかった。その代わり、Syndraはかつて自分にとっての監獄であった場所を、今度は自分の居城として宣言することにした。魔法の力をもってして、彼女はこの建物を基礎から引き抜き、空中へと浮かべた。自由に技を極めることができるようになった今、Syndraは弱き者─愚かなIoniaの為政者たち─を壊すために十分な力を育てることに注力している。一体誰が、強大な彼女を縛りつけることができるだろうか。
"Power belongs to those who can wield it."
「力っていうのはね、それを使う人間の物なの」
―Syndra
台詞
- Upon selection
- "So much untapped power!"
「まだ手つかずの力がこんなにいっぱい!」
- Movement
- "A whole world to toy with."
「世界は楽しく遊ぶためのものよ」 - "More! I can be so much more!"
「もっと! もっとやれるわ!」 - "My potential is limitless."
「私ができることに果てはないわ」 - "This power is mine to command."
「この力は私が使える力」 - "Let them try to stop me."
「止めさせてごらんなさい」 - "By force of will."
「意志の力で」 - "I am in control."
「ちゃんと使えてるわ」 - "People fear what they cannot understand."
「人は理解できないものを恐れるものね」 - "Easily."
「簡単ね」
- Attacking
- "Jealous fools."
「愚者の嫉妬ね」 - "I will not be restrained."
「派手に行くわよ」 - "Imprisoned no longer."
「もう囚われない」 - "They are nothing to me."
「私の前では何でもないわね」 - "This is what I live for."
「これが私の生きる意味」 - "Run, playthings."
「お逃げなさい、おもちゃさん」 - "Such power!"
「この力で!」 - "Barriers exist to be broken."
「壁は破られるためにあるのよ」
- Joke
Syndraが3つのfloating sphereを飛び石のように直線上に並べ、ステップしながら昇る。
- "See? Absolute control."
「見た? 完璧なコントロールでしょ」 - "And they said I lacked balance. Ha!"
「私には均衡が欠けているんですって。ハ!」
- Taunt
Syndraがfloating sphereを地面に力強く叩きつける。
- "Immense power is fun! You should try it sometime."
「強大な力は楽しいわよ! あなたも時々は味わってみるべきだわ」 - "A legion couldn't stop me. What chance do you have?"
「軍隊にだって私は止められない。どんな勝ち目があるっていうの?」