2012年7月19日木曜日

ルーンを考えてみる


自分の考えを整理するメモ
ルーンは基本的にflatが積まれることが多いみたいだが、なぜなのか
JPWiki FlatとPer Lvの比較
たとえばADで見ると、こうなる。
1レベル18レベル
赤flatADベタ積み8.558.55
赤perLvAD1.1721.87
差分7.3812.51
これでもって、自分がflatADをベタ積みしたメレー、相手がperLvADをベタ積みしたメレーでレーン戦すると考えると、
Lv1で相手のみロングソードを持ってスタートしたようなもの
Lv6で自分にもロングソードがもらえる
Lv13で自分にもう一本ロングソードがもらえる
…とかそんなかんじだと思われる。
まず、Lv1あたりではチャンピオンの能力自体低いし装備もほぼないのでAD優位7.38ははたらくが、Lvが2桁になったころには能力の成長に加えて数千goldぶんの装備を買っているはずなので12.51とか誤差になっていく。それに加えて、序盤の優位はスノーボールの要因になりうる。
これがflatの優位。

一方、レーン戦と集団戦とで大きく戦闘時の役割が変わるという狙いの線で、perLvの筋は考えられる。たとえば、集団戦で敵のフォーカスをまとめてもらうつもりのビルドで、レーン戦の時期はジャングルを回るので魔法ダメージはぜんぜんもらうつもりがない…などといった想定である。この場合、低レベル帯でのMRの数字は働くことがないのでperLvがいきる。

とはいえ、flatはスノーボールしうるがperLvは違う、というのはやはり大きい気がする。18Lvで2倍ていどではおっつかないかんじがある。

なお細かいことだが上記JPWikiで「損益分岐点」という言葉を使っているのはあんまりよくない気がする。英語だとbreak evenで「対等になる」なので妥当なのだが。損益という意味から考えると、たとえばADルーンならそれによって出されたダメージの差が積分されるという話になるので、flatADとperLvADのADの値が対等になった時点ではまだ損益は対等になっていない(perLvのほうがまだ負けている)。perLvのADの値が上回りはじめてからしばらく経ってやっと損益が対等になるというかんじがする。