2012年7月16日月曜日

こんにちは。私はセジャーニです。聞いてほしいことがあります。

公式フォーラムからよたろうさんが見つけてきたネタ投稿を訳してみました。セジャーニさんは不憫かわいい!
原文:Hi. I’m Sejuani, and I need to be sent back to the drawing board. - League of Legends Community
親愛なるLeague of Legends選手査定委員会の皆様へ

あなた方の中には私を覚えていない、もしくは会ったことのない方もいるかもしれませんが、私はLeagueのメンバーとなり、今では数ヶ月経つ者です。私は試合に呼び出されるのを待っている間、私よりもずっと長い間ロビーで出番を待っているKarmaと話しました。私は誰も自分を呼び出さない理由を知りたかったのですが、彼女曰く、私のスキルが……彼女のものと同様に、良くないという意見でした。私が今この手紙を書いているのは彼女の勧めによるもので、私のスキルについて検討していただくか、少なくともLeagueにおける私の居場所について選手査定委員会の皆様に考えていただき、何らかの答えがもらえると嬉しく思います。

最初に、私の外見はスキルとステータスの両方に合っていないと思います(Mordekaiser、Katarina、Tristanaの3人も似たようなことを言っていました)。私は自分のことをTryndamereやPantheonのような荒々しい戦士だと思っているのですが、魔法ダメージばかりを出しています。私のスキルは全て、巨大なフレイルを投げつけるultimate以外、武器を当てる必要のないものです。私のフレイルは普通に相手を殴ることを良しとされていないのです。もしこれで殴らないとしたら、私は一体何のために鍛練を重ね、この肉体を作り上げてきたというのでしょうか? 私は故郷の凍てついた環境で自分の体を鍛え、痛みに耐えられるように長年鍛練を重ねてきましたが、そのことが私のスキルや基本ステータスには反映されていません。心のどこかで、あなた方がこの革のビキニを私に着せたいだけだったのではないか、とも疑っています。私はLeagueのチャンピオンについての規則と規定、特に女性チャンピオンが身につけるべき装備に関する2節第3項は読みました。もし私のした全ての鍛練が物理的な弾力性を得るためだったのなら、あなた方は私に爪のひっかき合いでもさせてみせればいいと思います。
正直に言って、私は自分が豚に乗っている理由もよくわかりません。最も足の速いチャンピオンの一角を占めるために豚に乗っているんだ、と聞かされた気もしますが、Noxia人の細っこい女の子の間抜けな走り方の方が、どう見ても私より速く走ります(あ、でもいいこともあって、Taricみたいなイケメンと並んで走れるのは、悪い気はしません)。壁を突進で突破するために豚に乗っているんだ、と言う人たちもいますが、TryndamereやGragasたちは自分の身一つでそれをやってのけますし、私だって同じことができるくらいには鍛えてあると信じています。豚に乗ることを強いられているのは、私が女だからですか? 私の能力は相手を凍らせることができるけども、豚は本当に太っていて狭い場所を通りづらいし、相手を追いかけていくのに不便です(ところで、私のfrostって相手を凍らせる能力の中ではピカイチに冷たいですよね)。私をこの豚にどうしても乗せようと言うのなら、せめて別のものに乗せてもらえませんか? ただちに私の攻撃方法かスキルのどれかを見直すべきです。私は豚に乗らない人と同じようにすぐ死ぬので、豚がいなくても大丈夫だと思います。ちょっとの距離を突進で脱出するために彼に時間をかけさせている感じです。彼を使うのをやめるべきです。だいたいですね、私が落豚すると、いつも私の上を外さずに倒れてくるんです。新人のHecarimはまたちょっと違うんですが、機動力があるから、相手の脇を素早く駆け抜けて薙ぎ倒すことができますよね。私は巨大な豚に乗っているけれど、味方を踏みつけにしている敵をさらに踏みつけることができないのは、どうしてなんでしょうか?
サモナーが私を呼び出すのは滅多にないことで、呼び出された私は大抵ジャングルの中のモンスターを倒していくことになります。故郷は常に食糧不足だったので、熟練のハンターを自負している私には、とても合った仕事だと思います。でも私が感じたのは、MBAでMDでCEOでCFOでCIOでCOOのDr. Mundo様やShyvanaと同じやり方をしても、私がLeagueで一番遅いジャングラーだということです(Shyvanaは私よりもジャングラーの仕事が上手ですよね)。あの二人が纏う魔法の渦は、ダメージの他に足を速くする効果もあるのです。スローをかけることは私がもっとダメージを受けるということで、レーンの相手に襲いかかる機会があったとしても、私には安全に攻撃することが難しいのです。私は大抵、ゴーレムからの魔法(訳注:Blue Buffのこと)によって自分の力を底上げして、悪戦苦闘しています。そしてエルダーリザードの魔法(訳注:Red Buffのこと)を取ると、自分が持っているスローよりも効果の高いスローがつくことに打ちのめされるのです。私はフレイルを投げて敵を凍りつかせることができるようにならないと、AlistarやLeonaのようにRanged fighter(あの阿呆の姉妹とか)の傍らで戦うことはできず、一生懸命鍛えてきた筋肉を使うことができないから、一人で敵と戦うのは本当につらいことなのです。
私が実際に他のチャンピオンと戦い始める時、2人以上の敵をfrost状態にするのがどれだけ難しいことかご存知ですか? 特に、太ってのろまな私の豚、それにultimateのCDについてもどうですか? 相手が一カ所に集合していて私が完璧にフレイル投げを決めたとしても、frostとpermafrost状態を1人以上のチャンピオンに掛け続けられるのはとても幸運なことなのです。戦いの中でダメージを出せないこと、permafrost能力を効果的に使えないことで、私はとても傷ついています。誤解しないでください。私は自分のultimateが好きですけども、選手査定委員会の皆様がこの技は強すぎると言ったので、私は手加減を強いられているのです。ほとんどの場合、私は戦いの中でフレイルを投げてpermafrostをつけるのが大好きです。私はフレイルの標的をコントロールすることはできない上に、目の前の相手にちょっとした涼風を届けることしかできないように思います。私のスキルは皆、小さなスポーツ店の店主が選んだテニスラケットのようにも思えます。私がability powerを上げようとすれば、そんなに強くならないようにさせられているし、Northern windsを長くたくさん当てようと思えば、体力上昇アイテムと防具の両方を買わないといけないんです。ドランは私にずっと貯金しなくちゃ買えないような高いアイテムを買わせたいに違いないです。
この手紙を読んで、あなた方が私のスキルとデザインを再検討して下さることを希望します。少なくとも、選手査定委員会の方々が私のLeague内での今の居場所についてどう考えているか、何かお返事を下さればいいんですけども。私は今のKarmaのようにはなりたくありません。彼女はとっても素敵な女性で、この手紙を書くことを提案してもらえて嬉しかったけれども、ロビーで出番を待つ内に自問自答を繰り返した末、ちょっと正気から遠ざかっているように思います。私はLeagueの試合に呼び出されたい! 試合の後、サモナーの誰かが「Sejuani? そんな名前の人、Leagueにいたっけ?」なんて言っているのを立ち聞きしたくはありません! どうか、お願いします!
かしこ
Sejuani

追伸 私はヴァンダル族がとってもかっこよくて、あんなふうになりたいと思います。鎧と兜はもう選んであるし、石塊を先につけた鎖も用意してあります。 それにですね、私は猪に乗るのが得意なんですよ。
追追伸 Asheのナーフをお願いします。あの女は阿呆です。あの女、部族の和平交渉でアイスキャンディーの詰め合わせを送ってきたんですよ? あたしたちがどういうとこで生きてんのか知ってんの?
追追追伸 MBAでMDでCEOでCFOでCIOでCOOのDr. Mundo様、私はあなたのチャンピオンステータス表示の棒グラフが、attacking、magic、toughness、difficultyの全てで私より高いのを発見してしまったんですが……。どうして私の棒グラフはあなたのより全部低いんでしょう?
フォーラムでのこの手紙に対するサモナー達の反応は「perma-slow能力は素敵だよ! Shyvanaに上達するように教えてもらったらどう?」「いいネタ投稿だ、笑ったよ」「EU、China、Korea鯖ではSejuaniは超活躍してるのに、US鯖だと弱いって評価なのはなんでなんだろなあ」「Sejuaniは素晴らしいジャングラーで僕は好きだな」などなど。
とりあえず、セジャーニさんが不憫かわいいのは譲れませんね。きっといつもお腹を減らした空腹キャラでもあるにちがいない、と個人的には主張しておきます。