2013年6月19日水曜日

和訳:NA LCSのADCに見る、ゾーンコントロールおよび深いゲーム知識

原文:Zone control and in-depth game knowledge. A look at NA LCS ADCs. : leagueoflegends
先週のNA LCSにおける、ADCとしてのCrs Copのプレイ分析についてのredditの投稿です。Crsは元Gambit GamingのSupport、EDwardが参加して初めての大会でした。元書式が少し読みづらいので、適宜編集してあります。
内容に関しては、ぜひこちらも参考にしてください。セジャーニのひみつ日記♪: 和訳:LoLProガイド:ゾーニング



Crs Copの練度についてみんな盛り上がっているみたいだけど、なぜ彼が炎上しているのか深い分析はないままに見える。というわけで、分析してみようと思う。
私はDotA2の競技シーン出身なんだが、そんなに知られたプレイヤーじゃない。競技シーンでは、Zone Controlと呼ばれるものがある。


このビデオはDotA2のZone Controlについての動画だが、これから説明しようとしていることとほぼ同様のことが十分示されている。

基本的に、Zone Controlはどんなロールでも皆が身につけるべき最重要技能だ。最も多くのダメージを与えるが、すぐに死んでしまうADCでは、特に重要なことだ。自分が使うチャンピオンの能力に精通するように、全てのチャンピオンそれぞれの能力についての深い知識が、Zone Controlには要求される。
いくつかの例を見てみよう。

対MRN戦におけるDoubeleliftのVayne

対CLG戦における2対2、WildturtleのDraven

DoubleliftのVayneを見ると、戦闘のいかなるポイントでも下がったり逃げたりしていないことがわかる。彼は自分のチャンピオンができることを把握しており、また5人の敵チャンピオンができることも把握している。戦闘中の彼のフォーカス(訳注:ターゲットとほぼ同義)に注目してみよう。
  • 彼は目の前にいる敵なら誰でも攻撃している。これはどんなADCでも普通に行う。
  • だが、ハードCC(クールダウンが終わっている)を持った敵がひとたび攻撃可能ゾーンに入ると、その敵へとターゲットを変える。
この戦いでの彼のフォーカスはこうだ。Alistar→Alistarがコンボを使用→Shen→Shenが味方をタウント→Irelia→Ireliaが死ぬ→Shen→Shenが死ぬ→Diana。彼は敵チャンピオンそれぞれのクールダウンと攻撃可能ゾーンを理解しており、ハードCCを持った脅威が攻撃可能ゾーンに入れば、ハードCCの持ち主をフォーカスした。彼はVayneのパワーが引き撃ち(訳注:kiting)のツールであることを理解し、その上でハードCCが引き撃ちのカウンターであることもわかっていた。だから、自分のチャンピオンを使って最大の効果を得るために、自分を止める脅威を全て排除しなければならない。

今度はWildturtleのDravenを見てみよう。一部のプレイは、Xpecialの素晴らしいThreshのおかげでもある。
  • まずLeonaが仕掛けた。DravenとThreshはヘルスが半分以下だった。
  • ほとんどのプレイヤーはこうした状況になったら逃げてしまう。なぜなら、EzrealはまだArcane shiftを使えるからだ。だがXpecialとWildturtleの2人は、最も重要なゾーンであるタワーの射程内にLeonaが踏み込んだことに気づいた。
  • これはLeonaが3つのゾーンに入ったことを意味する。Draven、Thresh、そしてタワーの攻撃可能ゾーンである。
  • EzrealがThreshにフォーカスしていたこと、危険なゾーンには踏み込んでいないことの両方にWildturtleは気づいていた。
  • CLGはヘルスで優位に立っていたが、TSMは3対2の状況となった。Threshが2人のチャンピオンにしか攻撃されないのに対し、Leonaは3人に攻撃されるからだ。
  • そしてDoubleliftはArcane shiftでDravenの攻撃可能ゾーンに入った。Wildturtleのヘルスはとても少なかったが、彼は自分と敵のチャンピオンの限界と、サモナースペルのバリアのクールダウンが終わっていたのをわかっており、ベイト(訳注:もろいチャンピオンがわざと前に出て囮となること)してダブルキルを取った。
以上の素晴らしい2人のADCプレイヤーを分析した後で、Copのプレイを見てみよう。このクリップはおそらく一番注目を浴びている場面で、Copは90 Calibur Netをはずすというミスを犯している。


  • CopはBlitzcrankのずっと後ろにおり、ヘルスが残り少なかったものの、Blitzcrankの性能とCCポテンシャルを完全には理解していないということが露呈した。
  • Varusはバリアを使わされて一撃しただけで逃げたが、Copは戦わず、キルを取らなかった。
  • クリープ2体の後ろにいたため、彼はThreshのフックの射程外にいた。
  • ThreshはBlitzcrankを遠ざけるため、既にFlayを使用済みだった。
  • Lee SinとKayleはトライブッシュにいただけで、Caitlynに対して影響する何のゾーンも持っていなかった。
  • Caitlynのバリアはクールダウンが終わっており、戦闘開始の2秒後にはFlashもクールダウンが終わるところだった。
CopはADCとして非常に低いレベルのことをやらかした。自分から逃げているだけの4人の敵から、脅威をキルせずに逃げたのだ。同様のことはCurseの全ての単発戦闘で見られ、彼は「上手く」位置取りをして戦闘を生き残ることはできるものの、ダメージを与えることはできない。ADCがなすべきこととは、最大のダメージを受けつつも死なずに最大のダメージを与えることだ。今週、対Dignitas戦でDoubleliftのGravesをみんな見たことと思う。彼は仕掛けられたとき、ずっと離れすぎることなくダメージを与え続けていた。CopはZone Controlと攻撃可能ゾーンを理解していない。彼がデスを恐れて受け身がちなプレイになっているのは、それが理由だ。彼が理解していないのはADCそのものであり、戦闘ではダメージを与えるように行動するべきである。それは自分の安全圏が時に侵されることを意味するが、それを上手くやることが、良いADCと悪いADCの分かれ目になる。

要するに、みんなZone Controlを少しは学ぶべき。

追記:書式がクソだけど、ちゃんとした投稿を書くのは初めてだったんだ。

追記2:http://www.reddit.com/user/madmax_410
集団戦でのADCのプレイについて、自分でのプレイを解説した動画を投稿してくれた。(注:解説は英語です)



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1 件のコメント :

  1. とても参考になる記事をありがとうございます

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