え?Vel'Kozがリリースされたばっかりじゃないかって?
まあまあ、読んでみてくださいよ。
※この文章はジョークです
Champion: Helmet Bro, the Void Knight
概要:
Helmet BroはVoidたち自身の力を彼らに対して用いるmelee AP bruiserである。彼ら自身の力で報いを受けるのを眺めて肩をすくめつつ、サイレンスで敵を無力化し、じわじわと敵を弱らせる。Helmet Broは根気強い戦士であり、以前からその決意は固く、容赦がない。Voidの生物たちは、Helmet Broの名前を聞くだけで恐怖に震え上がるだろう。
ストーリー:
「2月19日、Institute of Warの東の外れにて
兄であるValanと私は、Instituteの東正門の守護を請け負っていた。何処からか何かが訪れる、という噂のある場所だった。
Void。
サモナーたちによれば、それはVoidから来るのだという。危険なものではあるが、Valanと私のような有能な騎士にとっては、大したことのないものだろうと思っていた。我々は1時間で準備を整え、夜が更ける前に森との境界に潜んだ」
「2月21日、Institute of Warの東の外れにて
何だかわからんが、夜中にValanがそれと出会った。我々は熟練の戦士だ、クソッ、どうして彼はそれを逃したんだ?
今となっては、それは大事なことじゃない。彼は死んだ。灰になって。彼が存在していた証は、その剣と兜だけだ……両方とも奇妙な紫色の熱線でチリチリと音を立てている。
Voidの魔法だ。
嘆く間もなく、奴が光の束を俺に向けて放った。Valanを殺したのと同じやつだ。俺はなんとかしてそれを避けた。危機一髪だった。俺の外套と、剣の刀身が柄まで、溶かされてしまった。奴が俺を捕まえる前に、俺はやっとの思いで数メートルほどを走った。
ああ神よ、奴はなんてでかいんだ。木よりも高い。触手がざわめき、巨大な一つ目の上には3つの小さな目が並んでいる。俺の人生に終止符を打つための熱線が、その暗い裂けた口にチャージされていくのを見て、俺は絶望に打ちひしがれた。
ただ、熱線が来ることはなかった。Instituteのサモナーたちが到着し、その生き物が俺を殺す前に、間一髪でそいつを押さえ込んだのだ。彼らはそれを持ち去り、俺を医務室へと案内した。
俺は、Valanを弔うことすらできなかった」
「2月22日、Institute of Warの医務室にて
俺は元気だ、ちくしょうめ。Valanを弔うために森に行く許可は出ない。奴らは俺をこの部屋に閉じ込めておくつもりなんだ──奴らは俺を『観察』のためにここに留めておきたいんだ。
奴らが俺を閉じ込めておきたいなら、俺は奴らを皆殺しにしたりはしない。
俺は奴らの計画を小耳に挟んだ。奴らはあの怪物─あの物体を─生きたままにしておくらしい。俺の兄を殺した、あの異世界のけだものだけが、この世界で俺が唯一心配なものだ。奴らはそれをそのままにしようとしている。奴をなんとかするつもりなんだ! 奴はInstituteに留まるつもりで、しかも知識を得ることと引き換えに、忌ま忌ましいLeagueでの戦いに加わるつもりなんだ! 化物の処遇については前に聞いていたが、これは……これについては、吐き気がする。
黒々とした閃光が疾り、俺に付き添っている看護婦を気絶させ、何かが医務室へと入ってきた。俺は身を守る必要があると感じたが、こちらを害する意志はないようだった。
それが、救いだった。
Leagueのチャンピオン、VoidwalkerたるKassadinが、俺のところにやって来たのだ。彼は俺に3つのものを見せた。Valanの剣と兜、さらに俺の剣の柄……それは未だに割れ目から邪悪なエネルギーを発していた。
そして、彼は俺へと語りかけた。「復讐を望むなら、手に取れ」そう言って、彼は去った。
俺はまだ、彼に感謝を伝えられていない。
自分の装備を身につけると、俺は医務室を立ち去った。
奴らがVoidの悪と戦わないのなら、俺が戦うまでだ。
俺は独りじゃない。Kassadinが味方だ。そして、Valanも見守ってくれていることだろう。
Vel'Kozはこの罪を償う。Voidに、償わせる。
Valan Helmenは死んだ。
Marrak Helmenは死んだ。
この兜だけが、兄の残した全てだ」
スキル:
パッシブ - Void Blade:Helmet Broの通常攻撃は、5(xLevel)+(0.25AP)の魔法ダメージを追加で得る。
Q - Dodge Roll/Ashen Strike:Helmet Broが素早く転がって短距離を移動する。その後3秒間、Helmet Broの次の攻撃はAshen Strikeとなり、敵のいる場所に跳躍し、追加の魔法ダメージとサイレンスを与える。
増加魔法ダメージ:30 / 55 / 80 / 105 / 130 (+0.40 AP) クールダウン:8秒
サイレンス持続時間:2秒
跳躍の射程はRengarのパッシブに準じる(600ユニット)。
W - Cloak of Shadows:Helmet Broが外套を掲げ、2秒間持続するスペルシールドを得る。Cloak of Shadowsがスキルを受けた時、Helmet Broはそのスキルのエネルギーを受け流し、周囲に対して受けたスキルのダメージ種別のダメージを与える。敵のスキルのダメージをコピーするわけではなく、ダメージ種別のみである。
ダメージ:75/95/115/135/155
クールダウン:14秒
AoE範囲:約425ユニット(比較として、DariusのDecimateの範囲が425ユニット)
E - Void Blast:近くのチャンピオンがスキルを使うたびに、Helmet Broは兜にチャージを蓄積する。兜は6チャージまで溜めることができ、3秒ごとに1チャージ減少する。
アクティブ:Helmet BroがVoidのエネルギー波を兜から直線上に放出し、魔法ダメージと最初に当たった敵にスローを与える。Void Blastを使う前に兜にたまっていたチャージにつき10%の追加魔法ダメージを得る。
魔法ダメージ - 0チャージ:70/115/160/205/250 (+0.50 AP)
魔法ダメージ - 6チャージ:112/184/256/328/400 (+.50 AP)
クールダウン:16/14/12/10/8秒
射程:約600ユニット
R(Ultimate) - The Purge:Helmet Broが兄の剣を抜き、地面に刺す。この剣は蓄積したVoidのエネルギーを6秒間放出し、周囲の狭い範囲の敵に対してサイレンスを与え続ける。敵はこの範囲にいる間、スキルを使うことができない。敵がサイレンス範囲にいる間、Helmet Broは増加MRを得る。
6秒後、サイレンス範囲は消失するとともに、範囲内の敵に対して魔法ダメージを与える。
魔法ダメージ - 爆発時:200/325/450 (+.45 AP)
魔法ダメージ - 爆縮時:225/375/500 (+.45 AP)
増加MR:45/60/75
AoE範囲:約500ユニット
セリフ:
チャンピオン選択時:
「奴らは間違いを犯した。俺を生かすという間違いだ」
移動時:
「俺たちの土地で好き勝手できると考えているようだな。それは間違いだ」
「俺には守ると決めた約束がある、眠る前に果たさなくては」
「お前が理解しているよりも、奴らは邪悪だぞ」
「奴らは悪魔と取引をした。俺はそれが間違いだと思い知らせてやる」
「Valan、何もせずに死んだなどと言わせはしない」
「俺は本当の恐怖を見た。それを上回る恐怖などない」
「より良き世界のために」
「悪は悪へと帰れ」
攻撃時:
「Valanのために!」
「報いを!」
「Voidに死を!」
「貴様の魔法はここでは効かぬ!」
「魔道士に死を!」
「生きている限り苦しめ、Voidめ!」
ジョーク:
Helmet Broが兜を脱ぎ、剣の上に乗せてバランスを取る。
「ヘルメットの片割れ、二つが揃えばかっこいいぜ」
「Voidを殺すためにVoidを使えるというのは偽善だと思うが……黙れ」
挑発:
Helmet Broが前方を剣で指し示すと、紫色のエネルギーが刀身に走る亀裂を発光させる。
「そう。お前は。死ぬ」
「Valanのために。Runeterraのために。お前は。ここを。通れない。通さない」
終わりに:
ダレたけど、Helmet Broは今までで最高のスキルを持ったチャンピオンだと思う。
公式フォーラム
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