以下は、1周めのジャングル内ファームにとても役立つもので、HPが少なくなりすぎないので、Lv3でリコールせずにgankが可能になる。私はこれらのマスタリーでは一切のleashをしてもらっておらず、これを使っていれば、gankする時ですらhealth potが1個残っているかもしれないので、より安全なgankが行えるということを、覚えておいてほしい。
以下のマスタリーを使えば、毎試合WW・Master Yi・Nunu・Fiddle・Pantheonをプレイする必要はなくなる。どれだけすごいのかを信じられない場合は、各チャンピオンで古いマスタリーと新しいマスタリーを使った時の比較を書いておいたので、それを見てほしい。結果は常に同じだ。Utility treeに14ポイントを振らなければ、ポーションも300以上のHPも残らない。21/9や9/21はもう時代遅れなので、使わないことをオススメする。
注意事項:以下のマスタリーをヘビーサステインなチャンピオンで使わないように。彼らにとっては何の役にも立たないし、ファーム速度が遅くなる。可能な限りスノーボールを強化できるように、試合序盤でのgankを手助けする手段となるのがこれらのマスタリーだ。どんな働きをするのか実験してほしい。14/2/14でHPを8割以上残してLv3まで生きられるのであれば、これらのマスタリーを使わないように。タイトルにもあるように、これは1周めのジャングル内ファーム速度を速め、たくさんのHPを残してgankを行うためのものだ。
自分の技量に自信があって、Lv3でgankして何かを吹き飛ばせるとわかっている時のみ、これを使ってほしい。キル(またはアシスト)を取れれば、このマスタリーページは成功したということだ。グッジョブ。取れなかったのなら、何の価値もない。Gankしないのなら、このマスタリーは完全に無駄だ。Flare/Devourerを積んでファームするのが好きなら、使わないことだ。
追記:Utilityマスタリーでのスクリーンショットが他のマスタリーよりもファームに時間がかかっているように見えるのは、Lv3到達後のHPの量を見せるため、ポーション/ビスケットの持続時間が切れるまで待っていたからだ。
Kha'Zix(CDRベースのチャンピオン)
新マスタリー使用時旧マスタリー使用時
新マスタリー:15/2/13
ルート:赤→狼→青
別ルート:Gromp→青→赤
スキル取得順:Q→W
解説:孤立状態による増加ダメージが得られない場合でも、Wよりもクールダウンの短いQからスタートする(Grompからスタートしない場合)。スキル使用の合間に通常攻撃を入れるようにしよう。追加通常攻撃が速く当たるようになるからだ(モンスターが近づいてきた時にQを使ってはいけない。そうではなく、通常攻撃-Q-通常攻撃と行う。こうすれば、1周めのファームで重要な、ヘルスの節約が可能なはずだ)。
Amumu(タンキーなチャンピオン)
新マスタリー使用時旧マスタリー使用時
ルート:Gromp→青→赤
別ルート:赤→狼→青
スキル取得順:W→E
解説:タンクとして、ベストなルートはGromp→青→赤だ(受けるダメージのため)。Amumuでは、leashをもらえるのなら、Wを取ってGromp→赤と始め、その後Eを取得したいと思うはずだ。しかし、何らかの理由でleashをもらえないのであれば、Eを取って青バフから始めるのがより良い選択肢になる。Grompは単体対象のモンスターであり、それを取るのにWを使うと、たくさんのHPを失うことになってしまうからだ。そうではなく青バフからEを取って始めれば、3~4秒ごとに通常攻撃をリセットできる(3体のモンスターがこちらを攻撃しており、Tantrumのダメージ減少は1.5秒間有効なため)。
Jax(攻撃速度ベースのチャンピオン)
新マスタリー使用時旧マスタリー使用時
新マスタリー:14/2/14
ルート:Krugs→赤→青
別ルート:Gromp→青→赤
スキル取得順:E→W
解説:Attack Speed(攻撃速度)を積むチャンピオンは、青側チームでtopをgankする予定なら、Krugsからスタートするべきだ。サステインのないASチャンピオンを持っていないので(WWとYiは持っているが彼らのサステイン量は大きい)、Jaxを選んだ。Jaxでジャングルをする場合、Eを取得して、Krugを1回攻撃し、SmiteしてEするのがよい。これによって2回のスタンが可能になり、HPも多く残すことができる。通常攻撃-W-通常攻撃のコンボでも、Krugsでパッシブのスタックを3つ溜めることができる。
Jungle Rivenも実際可能!
以下の3パターンを比較してみよう。Q→E(15/2/13)
Q→W(15/2/13)
Q→E(21/9)
解説:Gankしたい場合、良いルートがないため、これらのマスタリーでジャングルをする場合は必ず赤からスタートすること。Eの後にQを取る方が、Wのスタンよりも役に立つ。フルHPでgankをするには、普通にleashが必要となる。
誰がどの種類のジャングラーなのか知りたい人のために、マスタリーごとに誰が使うのがベストなのかのリスト(私の考え)を作っておいた。
21/9/0: Aatrox, Diana, Elise, Fiddlesticks, Jax, Kayle, Master Yi, Pantheon, Shaco, Vi, Xin Zhao
9/21 もしくは 0/21/9: Gragas, Hecarim, Nunu, Olaf, Shen, Sion, Trundle, Udyr, Volibear, Warwick
14/2/14: Evelynn, Fiora, Nocturne, Tryndamere
16/14: Amumu, Cho'Gath, Malphite, Nautilus, Rammus, Sejuani, Shyvana
15/2/13: Kha'Zix, Lee Sin, Rengar, Riven
おまけ:Foxdrop氏のLee Sinの1周め VS 15/2/13の1周め を比較
このマスタリーの良さを見てもらいたいので、同じルート(Gromp→青→赤)、同じスキル取得順(Q→W)でやってみようと思う。さあ、何が起こっただろうか?
青を取った後:私は残り約260HP(とポーション2本)。Foxdrop氏は残り260HP(ポーションなし)。彼はポーション2本を使ってしまったが、私は1本で済んだ(そして2本残している)。彼にとっての青バフはとてもつらい。
赤バフの後:私は422HPを残しており、飲んだポーションがまだ効果時間中だ(gankが失敗したり、カウンタージャングルをもらった場合に使えるよう、ポーションがまた1本残っている)Foxdrop氏は赤バフを獲得できずにKrugsに行ってリコール、赤バフはまだ取得可能な状態で残されている。
???:僧はお腹が空いていたので、リコールするまでどれくらい行けるかやってみた。Krugs→狼→Grompと行ってポーションなしでLv4になることができた。実際には、Grompのバフと300HP以上が残っていたため、RaptorやChickenすら取れたと思う。
Foxdrop氏は悪くない。事実、彼は最高のLee Sinプレイヤーのひとりだが、21/9や9/21は時代遅れだ。彼が15/2/13のマスタリーを使い、赤からスタートしていたら、ポーション1本を残した状態でtopをgankできたと思う。再度言うが、私はleashなしで、彼はShenから通常攻撃2回のleashをもらっている(しかも2回の攻撃をタンクしてもらっている!)。結局私は、リコールなしでtopからbotまで全部のキャンプを回り終え、もう一度topに戻ることができた。
おまけその2:Anklespankin氏の21/9/0のRengar(15/2/13マスタリーによる恩恵との違い)
知らない人のために解説しておくと、Anklespankin氏は有名なYouTuberであり、エンターテイメントとしてLeague of Legends動画を作っている。彼の最新のジャングル動画はRengar動画であり、新ジャングルで彼のRengarはとてもつらい時間帯を過ごしていた。2種類のマスタリー構成の違いと、私のマスタリー構成がどれだけ試合に影響を及ぼすかをお見せしようと思う。彼と同じように、ジャングルをただファームするだけの様子をお見せするので、私がLv6になった時と彼がLv6になった時の状況を比べてみてほしい。私はleashを一切もらっていないが、Lucianから通常攻撃2回のleashをもらえていれば、もっとヘルスを保ちつつファームができるし、ジャングルを回る時間も彼と同じになったはずだということを、念頭に置いて見てほしい。
21/9/0の場合
2:12(ゲーム内時間は2:36):Ankle氏はGrompをleashしてもらったがそれはひどいもので(LucianはQやパッシブを使わず、サポートは手伝いすらしなかった)、彼が青バフを獲得した時には残りHPは100だった(彼だけでやっていたら取れたかどうかは疑問)。彼は2本のポーションを使いきってしまったが、赤へと向かう。
2:51(ゲーム内時間は3:16):赤バフを取るために十分なヘルスがないため、Ankle氏はストレスを感じており、リコールせざるを得なかった。一方、敵のKennenはSwainに対して激しくプッシュを行い(ジャングラーが来るとは思っていなかったため、おそらくワードを持っていなかった)、gankに身を晒すことになった。Ankle氏はSmiteをアップグレードし、3:56(ゲーム内時間は4:20)に赤バフを取り、残りHPは80%ほどだった(2つのバフを取った後、回復のためにリコールできなかったため)。
6:41(ゲーム内時間は7:05):ファームした後にMaster Yiがジャングルより姿を現し、1キルを獲得、Lv6になっているのが確認される(Anklespankin氏よりも2レベル上)。Ankle氏はそれを自分のせいにし、最初の赤バフを取れなかったことで終わってしまったと嘆いた。さて、仮にこれがTeleport持ちのMaster Yiで、彼が他のジャングラーをプレイしていたとしても、15/2/13のマスタリー構成であれば彼はレベルで追いつくことができたし、もしかしたら勝ちさえしていたかもしれない。
7:42(ゲーム内時間は8:06):Ankle氏は自陣側の狼を取り、それでLv6に到達した。彼はリコールし、Mobility Bootsを買うために十分なゴールドがないことについて文句を言う。私は900ゴールドを持っており、欲しければそれを買うことができた。
15/2/13の場合
2:36:彼のルートに沿って、leashなしでGrompを始め、自陣側の青バフを取った時には残り334HP。約200HPの差だ。私はポーション2本を買ってきたが、Greedのマスタリーのおかげで1本残っている。RengarにとってGrompスタートはクソだが、まあ良い。
3:23:残り468HPで赤バフを獲得。さらにleashがあれば、おそらく500以上のHP(もしかしたら600近く)を維持できており、gankできたと思う(まだ若干リスキーだが、Ankle氏に起こったことよりは良い)。
7:05:Lv5(Lv6まではあと半分)。この時点でAnkle氏はLv4だった(Lv5まであと半分で、Krugを取った後にLv5になった)。つまり、私には半レベル分のアドバンテージがあり、Lv6到達時を見据えたいところだ。
8:01:Lv6に到達し、ultを使えるようになった。Ankle氏は狼を取ってultを使用可能になり、彼のジャングルは7:37~9:43までカウンタージャングルし放題になった(2分近くも!)。Botレーンで獲得したダブルキルにより、彼は試合に復帰したが、それが起こらなければひどく遅れてしまったままだろう。
以下はいくつかの計算、それにこのマスタリーがうまく働く理由と、utilityに9や0ではなく14~13ポイントを割り振る理由だ。
ビスケット3つ=150HP×3(通常の赤ポーション)+20HP×3(ビスケットですぐに回復する分)+15HP×3(ポーション1本につき効果が10%増加)=555HPとなる。SmiteにはLv1とLv3でSpell Vampが追加されるので、さらに11.7HP(Lv1時のSmiteは390ダメージ)+12.9HP(Lv3時のSmiteは430ダメージ)=24.6+555=579.6HP! 赤バフや80ADの通常攻撃からの3% Lifestealは計算に入れていないので、これを念頭に置いてほしい。でももしそれで30回通常攻撃したとすれば、72HPを回復できる。
投稿者のPostboned氏によると、このマスタリーを使うことによる長所と短所は以下の通り。
犠牲になるもの
- あるツリーに21ポイント振ることはできない。Offense treeは重要ではないが、Defense treeからtenacityが得られないので若干やりづらいかもしれない。
- ジャングル内のファーム速度が数秒遅くなる。
- HP増加マスタリーを取ることはできないが、ビスケットで埋め合わせている。
得られるもの
- Lv3でgankできる(序盤のgankに恩恵がある)
- 大量のサステインがあるチャンピオンをプレイする必要がない(全てがそのための設定)。
- より多くのHPがあるので、序盤にインベードが可能。
- みんな序盤にgankしてくるとは思っていない。
- タダでLifestealとSpellvampがもらえる(Smiteで回復できる)
- バフはマスタリーで延長されない(訳注:Runic Affinityマスタリーは青・赤バフの持続時間延長効果がありますが、元々の持続時間が短くなったため、S4ほどの効果はないという見解のようです)。
- 序盤のgankで移動速度が+1.5%される。
- SmiteもFlashもクールダウンが短くなる(Smiteのクールダウンが短いということは、経験値をもっと得られるということ(TrailbraizerがOPな理由もこれ))。